NINO/ARASHI

プラチナデータ

2013.08.04 | Category : NINO/ARASHINo Comments » 

プラチナデータ DVD  スタンダード・エディション

3月16日。舞台挨拶生中継2回とも見てきた。
ニノが「共有できることがうれしい」と話していたのがとっても嬉しかった。
ちょっと緊張しているのかな?とかあれこれ考えながら画面越しに見るニノをみて、
同じ時間に同じ想いを共有している喜びを噛み締めながらみていた。
2回目の舞台挨拶はマスコミ見介入のお陰か、
とても和気あいあいと仲の良さが一層引き立ってるなと感じた。
こういうチームワークの良さが良い作品に繋がっているんだな、と改めて。
映画だけじゃなくそれは全ての仕事に通じることだと。見習わなきゃなと、またひとつ教えてもらった。

プラデを観てから1日が経った。映画を思い出してみる。ワタシ『ハゲタカ』(テレビ版)の大ファンで。
その作品を大友監督が撮っていると知ったのはプラデ祭りが始まってからなのだけれど(笑)
ハゲタカでも感じたことは『音楽の使い方』『切り取り方』『スピード感』が心地いいということ。
ニノが映画に…!!それだけでも興奮していたのに、
そのメガホンを取っていたのがハゲタカの監督だと知った時は、
ニノももちろんだけど映画そのものもとても楽しみになった。そして公開日16日。…始まった。
以下、初見の感想。ツイったものを加筆修正したもの。
映画を頭の中で再生しながら書いてるから、すんごい長くなっちゃってます…。

映画冒頭は雨のシーン。ずっしりと重く、ジメジメとした空気感が伝わってくる。
雨の音、土の暗い色、それがとてもリアルに感じ。携帯の音が鳴り響き、物語が動き出す…。
「途中少し失速気味かな?」と思う所はあったものの、全体的にスピード感があって、
大友監督が言っていたようにまさにジェットコースター映画!なんだろ。
冒頭とラストシーンを対比させると、抱く感情が180度違うものになっている。
たいがいの映画はそうなんだろうけど(笑)うまくいえないな。

最初にニノ演じる神楽が画面に出てきた時。
ふぉぉー!てめっちゃテンションが上がるのと同時に姿勢を正してしまったw
生瀬さん演じる志賀の後ろに映る神楽はかったるそうで。そしてまくしたてるように説明する神楽。
声のトーン、しゃべりのスピード、表情。そのどれからも神楽がどういう奴なのかが分かる。
なんでか分からないけれどすんごく好きなセリフなんだけど、

「あ、ちなみに…爪、小さい」

この時の神楽の顔!あーもう、わかったよ。
キミがどれだけ優秀なのかは分かったからって言いそうになったわ(笑)
このセリフ小説の中では資料に書いてあったのよね。セリフにしてくれてありがとう!

逃走シーンは手に汗を握りながら観ていた。神楽の足音や浅間の足音の違いがはっきりと分かって。
ハラハラドキドキ。
(工場?に逃げ込む時に一番最初に来た警察車両(グレーの車)のナンバーはニノの誕生日!)
ここは音楽の使い方や撮り方がうまいなと思った。
「信じてくれ…私は犯人じゃない!」の神楽のセリフ。
息づかいや色んな感情が入り交じっているように感じて、泣きそうになった。
とても好き、このシーン。

そういえば、神楽の子供時代の子の声はニノだったよね?聞き間違いかな?
と思ったけど2回目に聞いた時にやっぱりニノの声だった。

子供時代の神楽から、神楽が何かに追われて走っている夢の神楽の息づかいへと繋がるシーン好き。
早樹のペンション(だっけ?)で、SARIのデータベースと照合してモーグルが何なのかを
探しているシーンでの貧乏揺すり。イライラが伝わってくるシーンだったなぁ
(ニノって割と演技に貧乏揺すりを取り入れるような)。
指先までもがイライラしていて、この人本当に細かい所まで作ってるんだなと。
なんていうのかな。人間の当たり前の言動や行動をうまく演技に取り入れているっていうのが
プラデに限らずニノの演技を見ていていつも思うこと。誰もが当たり前にしていることを
取り入れるからこそ生まれるリアリティ。それが観ている側にも感情移入しやすい要素になっているような。

「思いは手から伝わる」
素敵な言葉だなあ。この言葉に色々な伏線が含まれているんだと思うだけれど。
拳銃を浅間に渡す時のシーンなんてまさに「思いは手から伝わる」この言葉ピッタリ。
いっきに色々感じたことを覚えてる限り吐き出してみたけれど、まだまだ消化不良で
もっともっと観たいと思わせる映画。贔屓目かもしれないけれど、作品として素晴らしいと思う!
終わるまでに何回観に行けるかな。もうすでに観たくてたまらないんだけど!

神楽のあの感じもいいけれど、リュウがたまらんのだよ!あーリュウ好き。好き好き好き♡
神楽はね、逃げてる時のボタンの開き具合とか、たまらんよね。前髪垂れてるのとかんもう!
ルーズな髪型がとってもセクシーなの。リュウも垂れてるけどさw

そうそう。スタジアムで写真を見たときのリュウの言葉。
「痣なんてなかったよ…」はどういう意味なんだろうとずっと考えている。
考えても考えても分からなくて。

早樹との最後のシーンはなんていうか…!
指の間から覗きたくなるくらい、くすぐったくて甘ったるい、極上の時間のように感じられて。
鼻と鼻って…エロい…!うひゃーってなっちゃったw
でもあれがリュウだからなんだかとっても微笑ましく可愛らしく見えるのよね♡
でもとーっても切ないの…。胸がぎゅってなる。

ニノの演技って観ている者の心を揺さぶるのがうまい。それって役が生きているからなんだろうな。
もう神楽とリュウがこの世に存在してるの。
だから心の揺れ動きがこちら側にダイレクトに伝わってくるような気がしてならない。
考えれば考えるほど、二宮和也すごい男。ますます好きになる。
役が生きているってよりかは、役を生きているから役が生きているって言った方が近いかも?
「神楽、もう少し時間をくれないか」このメモ書きって1回目と2回目に観た時の捉え方がまったく違う。

20130728-03
↑ 想い出

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